テニスボールの圧力について

実は、テニスボールの重さ・サイズ・リバウンド・変形量・色においては規定がありますが、ボール内圧力について細かい規定はありません。

極端な高度の条件で使用されるものを除くすべてのタイプのボールは、セメント床で254 ㎝(100インチ)の高さから落とすと、135から151 ㎝の間で跳ね返るはずです。 テニスの規則において、ボールの内圧については規定されていないので、リバウンド測定値、重量、変形量、大きさに適合している限り、ゲームに適していると言えます。

以下は、ITFによる2020 Rules of Tennisにテニスボールについて記載されている内容です。

◎ボールはステージ3を除き、布製カバーで構成される均一な外面を持つものとする。継ぎ目のある場合は、縫い目のないものでなければいけない。◎ボールは以下の指定されたタイプのいずれかに適合しなければいけない。

詳細については以下に示されています。

耐久性テストに関しては以下の要件を満たすものとします。

耐久性テストをクリアし、ITF公認球であること。

以上のように、テニスの規則では内部圧力が指定されていないため、ボール製造者は経験的に12〜14 psiの相対圧力で加圧しています。